2022年10月6日、ボードゲーム「ウイングスパン」の開発元Stonemaier Gamesから、新拡張「ウイングスパン 東洋の翼」の情報がリリースされました!
Preorders for Wingspan Asia start in November direct from Stonemaier, and I’m sure your FLGS is also taking orders! Jamey just released the rulebook here: https://t.co/979DgEhzJZ pic.twitter.com/kT7zdps4ji
— Elizabeth Hargrave (@elizhargrave) October 5, 2022
Wingspan Asiaの予約は11月にStonemaierから直接開始されます。Jamey(Stonemaier GamesのCEO)がルールブックをリリースしました。
https://twitter.com/elizhargrave/status/1577678481206530048
日本語版は2023年1月26日に発売される予定で、現在予約販売受付中です。
・・・が、既にたくさんの方が予約しており、通販サイトは売り切れ続出。争奪戦状態です。
Stonemaier Gamesの公式サイトから、英語版のルールブックがダウンロードできます。
※↑のリンクから公式サイトに飛び、文章下の見出し「Components」の下にある「rulebook」というリンクからダウンロードできます
この記事では、現時点で判明している『ウイングスパン拡張 東洋の翼』の情報についてまとめてみました!
新拡張「東洋の翼」で加わる新要素について
- 新しい鳥カード90枚 New!
- つがいモード(2人対戦モード) New!
- 郡鳥=フロックモード(6・7人対戦モード) New!
今回の目玉は、②と③の新対戦モードです!
それでは1つずつ紹介します。
新要素1:アジアの鳥カード90枚 New!
アジアに生息する鳥から、新たに鳥カード90枚が加わります!
どんな能力を持った鳥が収録されているのか・・・今からワクワクが止まりません。
公式ルールブックの各所に記載されていた鳥の一部を紹介しますね。
『東洋の翼』新カード「コサギ」
コサギ
勝利点:2
餌:無脊椎動物 / 魚 /げっ歯類
能力:起動時
「鳥の山から鳥カードを1枚引き、手札に加える。他の各プレイヤーは、鳥の山から鳥カードを1枚引き、それが[湿地]に生息できる鳥ならば、手札に加える。」
注:鳥の名前・能力の翻訳は管理者が行っているため、正式な翻訳ではありません。
『東洋の翼』新カード「スミレテリカッコウ」
スミレテリカッコウ
勝利点:5
餌:無脊椎動物 + 果実
能力:次の手番までに1回
「他のプレイヤーが「産卵」アクションを実行した場合、翼長30cm未満の自分の鳥1枚の上に卵を1個置く。この能力が発動した時に限り、鳥の産卵上限を2個まで超えて卵を置ける。」
注:鳥の名前・能力の翻訳は管理者が行っているため、正式な翻訳ではありません。
『東洋の翼』新カード「カオジロオタテガモ」
カオジロオタテガモ
勝利点:4
餌:種子 + ワイルド
能力:プレイ時
「あなたはボーナスの山から3枚引く。そのうち1枚を手元に残し、それ以外を捨て札にする。」
注:鳥の名前・能力の翻訳は管理者が行っているため、正式な翻訳ではありません。
『東洋の翼』のその他の新カードについて
その他、これまで公式からリリースされた新カードの情報を、管理者のツイートにまとめてありますので、そちらも参考にしてください。
ウイングスパン新拡張【東洋の翼】カード情報まとめ
— キマグレツバメ / ウイングスパン愛好家 (@BodogeWingfun) September 5, 2022
現状で、Stonemaier Gamesから発表されている新カード情報をまとめました。
インドクジャク。
リプ欄に続きます。 https://t.co/OKbeOt6tyF
新要素2:つがいモード(2人対戦モード) New!
アジア拡張の目玉の1つである「つがいモード」(英語版はDuet Mode=デュエットモード)は、2人対戦用に追加された新ルールです!
このつがいモードに関しては、アジア拡張は独立型(基本版や他の拡張がなくても遊べる)となっています。
基本ルールに加えて共通マップを使った「陣取り合戦」のような、パズル感覚のシステムを採用しているのが特徴です。
ウイングスパン東洋の翼のデュエットモード(2人対戦用)。
— キマグレツバメ / ウイングスパン愛好家 (@BodogeWingfun) October 5, 2022
鳥をプレイする毎に、陣取り合戦みたいに共通スペースの対応するマスにトークンを置いていく。
ラウンド終了目的はデュエットモード独自のもので、トークンの置き方に関連する。
1位に加点、2位は0点。
って感じですかね! 面白そう~
つがいモードの特徴
特徴:
- デュエットモード専用の共通マップ・トークン・ラウンド終了目的タイルを使ってゲームを行う
- 通常のラウンド終了目的タイルの代わりに、デュエット専用のラウンド終了目的タイルを使う
アクションの特徴
- アクションについては、基本ルールと同じ
- 鳥カードを1枚プレイするたびに専用トークンを1個取得し、中央の共通マップに置く
- 共通マップには36個のマスがあり、餌・巣のアイコンや「翼長30cm未満」などの条件が記載されている
- プレイヤーは、プレイした鳥に合致する条件のマスにしかトークンを置けない
- ラウンド終了目的は「連続して横並びに隣接しているマスの数」「餌アイコンが記されているマスの数」など、すべて共通マップ絡みのものとなっている
つがいモード専用のラウンド終了目的
- ラウンド終了目的は「連続して横並びに隣接しているマスの数」「餌アイコンが記されているマスの数」など、すべて共通マップ絡みのものとなっている
- ラウンド終了目的は1位のみに加点、2位は0点(タイの場合は2人とも同じ点数を得る)
- ラウンド終了目的が2位だった場合、次のラウンドの先行プレイヤーとなる
- ゲーム終了時、連続して隣接しているマスのグループのマス数だけ勝利点を得る
共通マップを使って、陣取り合戦をするイメージです。
今までとは異なるラウンド終了目的や、パズル的要素が加わり、新たなウイングスパンの世界を楽しむことができます。
2人対戦が多い方には、嬉しい新ルールですね!
新要素3:郡鳥モード(6・7人対戦モード) New!
アジア拡張のもう1つの目玉である「郡鳥モード」(英語版はFlock Mode=フロックモード)は、6・7人対戦ができる新ルールです!
ウイングスパンは2人~5人対戦用のボードゲームですが、「郡鳥モード用ターンテーブル」を使うことで6人・7人でも対戦できるようになりました。
郡鳥モードはつがいモードと異なり、基本版ウイングスパンが必要となる拡張モードです。
東洋の翼の6・7人モード(フロックモード)は、4人(3人)・3人のグループに分かれて、各グループ同時に1人ずつ手番を行う、ということなのかな?
— キマグレツバメ / ウイングスパン愛好家 (@BodogeWingfun) October 5, 2022
郡鳥モードの特徴
- フロックモード専用のターンテーブルを使ってゲームを行う
- アクションやラウンドの進め方については、基本ルールと同じ
- ゲーム開始時に2グループに分かれる
- 餌箱・鳥の山はグループごとに用意する。餌箱・鳥の山は、自分のグループ内のものしか使用できない
- ターンテーブルに従って、各グループ内で1人が同時に手番を行う(常に2人が同時にアクションする)
- 「次の手番までに1回」や「全員にメリットがある能力」は、グループを超えて全プレイヤーに影響する
- ラウンド終了目的で2人以上が1位タイになったとしても、全員そっくり勝利点をもらえる。さらに、通常ルールだと1位が2人存在する場合、次の順位は3位からとなるが、フロックモードでは2位の勝利点がもらえる
6・7人対戦と聞くとダレてしまう印象ですが、常に2人が同時にアクションするため、慣れれば4人対戦くらいのスピードで進んでいくと思われます。
大人数でウイングスパンを楽しみたい方向けのルールですね!
「ウイングスパン 東洋の翼」についてのQ&A
その他、気になる点をQ&A形式でまとめてみました!
- 日本での販売開始はいつですか?
-
2022年12月16日より、予約販売が開始されています。
販売開始は2023年1月26日からです。
- 基本版や他の拡張版(欧州の翼・大洋の翼)と合わせて遊べますか?
-
はい。
「ウイングスパン拡張 東洋の翼」は、基本版や拡張版と合わせて遊ぶことができます。
単純に新しい鳥カードをこれまでのバージョンに混ぜて遊ぶこともできますし、東洋の翼で追加された新ルールに、これまでの鳥カードを混ぜて遊ぶこともできます。 - 「ウイングスパン拡張 大洋の翼」で登場した花蜜には対応していますか?
-
はい。
今回の拡張にも花蜜対応個人ボードが新たに収納されています。 - 新たな鳥の能力は登場しますか?
-
いいえ。
これまで、欧州の翼では「ラウンド終了時能力」、大洋の翼では「ゲーム終了時能力」が登場しましたが、今回の拡張では新しい能力は登場しません。 - 新たなボーナスカードは登場しますか?
-
はい。
新たに14枚のボーナスカード(うち3枚は、基本版のものをアップデートしたもの)が登場します。 - 新たなラウンド終了目的は登場しますか?
-
デュエットモード用のラウンド終了目的タイルが6枚(裏表で12種類)追加されます。
通常ルールにおけるラウンド終了目的は追加されないようです。
まとめ
以上、現時点で判明している「ウイングスパン拡張 東洋の翼」の情報をご紹介しましたが、英語版ルールブックから翻訳ツールを使って読み解いているため、誤情報などあるかもしれません! あったらご容赦願います。
今後も随時更新していけたらと思います。
正確な情報を知りたい方は、Stonemaier Gamesの公式サイトから英語版のルールブックがダウンロードできます。
※↑のリンクから公式サイトに飛び、文章下の見出し「Components」の下にある「rulebook」というリンクからダウンロードできます
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